仮想通貨は1500種類以上と言われていますが、そんな中でも期待値の高いリップル。実は私、4年以上rippleを保持しています。
rippleが上がったり下がったりしても円のチャートを見ないといまいちピンと来なかったけれど、やはり円でいくらになっているのか、逐一わかると面白いですね。
リップル(ripple)は今後値上がりするのでしょうか?5年前から現在のリップルチャートを見てみると、長い間変わらずで、そのあと0.6円から400円近くまでの間を乱高下。まだまだ過渡期ですからしばらくの間見守りましょう。
rippleは今後値上がりするの?
rippleの信頼性
世界の大手銀行もrippleプロジェクトに参加
リップル(ripple)が期待されている仮想通貨だという理由のひとつは、世界的大手銀行(バンク・オブ・アメリカ、メリルリンチ、JPモルガン)がリップルを利用した国際送金実用化を進めているからです。
- リップルの長所は、安価で高速な送金処理(4秒)です。
ともかく早いです。
日本の銀行もrippleプロジェクトに参加
海外の大手銀行だけでなく日本の銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行などもrippleシステムを使っての国際送金システムの構築に取り組んでいます。
中央銀行もrippleプロジェクトに参加
イングランド銀行、インドネシア銀行、シンガポール金融管理局、インド準備銀行は、国家が運営する中央銀行です。ripple社が中央銀行とも提携していることからも、rippleに対する期待や信頼性が多きことがわかります。
そしてまず便利なものは大手が使って、その後他の金融機関、そして個人へ影響があるというのが、考えられますよね。パソコンだって最初は大手企業、それが一家に一台、そしてスマホという一人一つに変わってきたのですから。
本当にあっという間に世の中変わってしまった感がありますが、ネット社会になったとき、将来的に支払いシステムが変わっていくだろうと言われていたのが、どういう風に変わるのか、本当に不思議でした。
懐かしくさえ感じます。あ~、こういうことだったんだと思えるのです。
その後もRippleNetプロジェクトに参加している銀行がたくさん
- バークレイズ
- BMOファイナンシャル・グループ
- カナダ帝国商業銀
- インテーザ・サンパオロ
- マッコーリー・グループ
- ナショナルオーストラリア銀行 (NAB)
- ナティクシス
- ノルデア銀行
- カナダロイヤル銀行
どんどんrippleが市場に出てきますね。
送金の実用性が高い証拠です。
大手企業もrippleプロジェクトに参加
- 世界最大のインターネットオークションサービスebayが2020年にリップルを決済手段へ追加。
- マイクロソフト創設者であるビルゲイツが運営しているビル&メリンダ・ゲイツ財団と提携してリップルの技術を活用したソフトウェア「Mojaloop」をリリース。
リップルが世の中で使われる量が増えていくと、リップルの価値も上がっていきます。
日本でもNTTやSBIがrippleと提携しました。
グーグルがripple社に投資
ripple社はグーグル・ベンチャーズ(グーグルの子会社)から出資を受けています。
Googleが出資している仮想通貨はリップルだけということで、やはり他の仮想通貨とは別格ですね。
インドで世界初のXRP基軸のトレード
2018年4月インドの大手仮想通貨取引所「KOINEX」で、世界初のXRP(リップル)基軸のトレードが実現!
インドは現在世界2位の人口が多い国ですが、1位の中国を抜く勢いです。インドはIT大国で知られていますね。インド政府はキャッシュレス化を推進していて、rippleが政府公認の仮想通貨になる可能性もあります。
その後ripple基軸の取引所が世界各地で誕生。
基軸通貨とは、国際金融取引で基準として採用されている通貨のことですから、1920年代まではイギリスのポンド、その後米ドルが強くなり、現在は米ドルが基軸通貨です。rippleへの期待が大きいのがわかりますね。
経済的にも政治的にも不安定な国では、国の通貨よりも仮想通貨の方が持っていて安心だったり、送金するときに便利だったりするそうです。
万が一日本の未来、円が不安定になったり暴落したりしたら、仮想通貨を持っている方が全資産が日本円よりも安心だったりしますよね。円が暴落だなんて、そんなことは起こって欲しくありませんが・・・
rippleが値上がりすると考えられている理由
rippleは国際送金をするときの中間通貨として使われます。
- JPY→XRP→USDという流れ
rippleの単位はXRPです。日本円はXRPに換えられ、それから米ドルに換えて送金をします。rippleシステムは高速(4秒)なので、中間通貨(ブリッジ通貨)に使うと支払いシステムが超スピードアップされるのです。
このとき、JPYとXRPとUSDは同じ価格(価値)です。
ということは単純に考えると、rippleの時価総額は、国際送金で使われるお金の価格と同じになるということですね。同じ価値になる必要があります。
XRPは1000億XRP発行されていて、これ以上は発行されません。つまりこの1000億XRPと世界中で取引されているお金の価値が同等になるということです。もちろんripple以外の送金方法も残るでしょう。
すべてのお金が同時に送金されるわけではないのですが、少なくともrippleが何十円という価格よりも上がる可能性はとても大きいですね。
ripple主催のカンファレンスで!
SWELL2018でクリントン元大統領が演説しました。
We’re thrilled to announce @BillClinton as keynote speaker for this year’s #SwellbyRipple. For more details: https://t.co/KYQgI4YrWv pic.twitter.com/XSo46T2s3d
— Ripple (@Ripple) 2018年7月31日
これは間違いなくクリントン砲でしょうね‼️⁉️‼️⁉️😁🎉 pic.twitter.com/vEPet4Kj5Z
— カピさん (@lovexrp) 2018年8月1日
短期でのripple価格の上がり下がりに振り回されないように、数年間の長期保有が良いと思いますよ。
FXの短期売買をしていた人は(←私自身)、気持ちを切り替えて、長期保有した方が収益を上げやすいと思います。(*^_^*)
rippleが仮想通貨ビットコインと違う点
リップルとビットコインの送金速度と手数料
実はビットコインは、取引承認時間10分と遅いのです(リップルは4秒)。その上手数料もrippleより掛かります。なのでrippleのほうが今後利用されるという期待が大きいです。
- ビットコイン手数料は約3000円
- リップル手数料は約0.043円
rippleシステムになったら、少額の国際送金が頻繁に、簡単に行われるようになりそうですね。
普通に国際送金したら、2、3日かかります。
rippleの運営と通貨の発行について
ビットコインには中央管理者というのがいません。
- ビットコイン約2100万枚発行。さらに継続的に発行される。
- リップルはすでに1000億枚のコイン発行済み。これ以上発行されない。
リップルはシリコンバレーのripple社が中央管理者で、rippleの運営や発行をしています。(XRPは1000億XRP発行済み)XRPを市場にゆっくりと出していきじわじわと価値を上げていく計画でしょう。
リップル社の創業者、クリス・ラーセン氏はpaypalなどの複数の事業を成功させている経営者で、周りにはシリコンバレーの優秀なメンバーが揃っています。
そんな精鋭が集まっている会社で間違いが起こるとは思えませんが、それでもXRPが上がるか下がるかを短期でコントロールすることは難しそうですね。
rippleを長期で保有するなら、かなり高確率でプラスになると思います。今の時代に生きていて良かったと思えるかもしれません。株やFXではできないことが起こるのが仮想通貨だと思います。
私は宝くじを買ってもまだ一度も高額当選したことないけれど、rippleには期待していますよ。(^^)
rippleの送金以外の新たな用途
2018年5月リップル社は、すでにXRPを使用している実績のある企業に対して、出資や支援、買収、補助金を提供するというXpring(スプリング)というプロジェクトを発表。
XRPがさらに普及するように支援や補助金といった送金以外の用途にXRPを使うのです。さすがリップル社ですね。当たり前ですが本当に賢い・・・リップルネットワークが普及すれば、いずれXRPの価値は上がるという戦略です。
送金する価格と同等の価値のXRPが必要になりますから。
5年間のrippleチャートから現在見えること!

引用元:https://www.coingecko.com
すでに2018年1月4日397円という高値を記録したことからも、いったん下落しても再び上がると見込まれています。
リップル社が急激な価格の変化が起きないようにコントロールしていると言われている割には随分と価格が激変しました。2018年8月には27円台まで下がりました。
急なインフレが起こらないようにという意味でコントロールしているらしいです。
リップル社は、550億XRPをリップル社が保有して放さずロックアップいましたが、2018年から毎月10億XRPずつ市場に放出すると発表。XRPが市場に出すぎて余ると一時的に暴落することもあります。
解除月に10億XRPを使い切れなかった場合は、再び55か月間ロックアップされるそうです。
2018年のripple価格の下落はXRPの供給が需要よりも多くなってしまったということでしょう。それでも今度はゆっくりと再び上がってくると期待されています。
いろいろな後付けの理由はありますが、結局のところ後から分かることで、未来予想は誰にもできないのが相場です。短期ではXRPが上がるか下がるかは分かりませんが、送金システムの便利さから長期的にはXRPの価値が上がりそうです。
2017年12月から2018年1月にかけてのリップル大暴騰に触発されて、XRPを高値でつかんだ人もいると思います。長期戦で保持ということになりそうですね。
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この記事の終わりに
Internet-of-Value(価値インターネット)の構築を目指しているリップル社への期待は大きいです。XRPは価値を運ぶ乗り物という意味で、未来の世界で大切なものは無形の価値なんだそう。
無形の価値って分かり難くてうまく説明できませんが、それは自分でもよく分かっていないからだと思います。経験や知識、ノウハウなどが無形の価値です。
今後も何が無形の価値なのか探りながら理解に努めます。分かったらまた無形の価値についての投稿をしたいです。
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